エラストマーの製造販売を行う伊ベルサリス社は3月29日、ブリヂストンの欧州グループ会社ブリヂストンEMIAと、高度な特性を持つ合成ゴムの研究、製造、供給に関する共同開発に合意したと発表した。
両社の研究・開発部門はオープンイノベーションモデルを利用して、高性能タイヤの製造に向けて技術やスチレン・ブタジエンゴム(SBR)を含む新しいエラストマーのグレードの開発を実施する。なお、ベルサリス社は伊ラヴェンナ及び伊フェラーラのリサーチセンター、ブリヂストンは伊ローマの技術センターを活用するという。
ベルサリス社では「今回の契約は、我々とブリヂストンの技術的知見を結び合わせ、グレードの開発やタイヤへの適用を加速するもの」としている。