旭産業はこのほど、エアゲージ精度チェッカーの新製品として「SC-70」を開発し本格販売を開始した。税込み標準小売価格は20万3500円(税抜き18万5000円)。
エアゲージ精度チェッカーは保有するエアゲージの精度誤差を調べる検査機器。新商品は、表示パネルに有機ELディスプレイを搭載したことで見やすく、高い精度での精度チェックを可能とした。
また操作部をパネルに集約したコンパクト設計を採用。電源方式は電池(単3乾電池×2本)とコンセントのデュアル方式とし、ホース接続もアタッチメント方式を採用。ケースに入れたまま操作ができるので、複数店への持ち運びや出張先での点検を容易とした。
同社では「精度チェッカーは、手持ちのエアゲージに精度誤差や異常があればすぐにその場で発見できるもの。機器の修理校正や入れ替えを行うことで、タイヤ空気圧点検の作業品質が向上し空気圧値に関するクレーム等が減少する。お客様からの信頼がアップしブランド力の向上に繋がる」と説明する。
現在普及が進むASV(先進安全自動車)。エイミングをはじめその整備に際し要求されるのが「タイヤ空気圧を規定値に調整する」という基本的な前提条件だ。それを満たすために今後、エアゲージ精度チェッカーは必要不可欠なツールとなるに違いない。