仏ミシュランは4月29日、電動バイクのロードレース「MotoE」用のフロントタイヤに33%、リアタイヤには40%のサステナブル(持続可能)な原材料を使用し、ラップタイムの更新も実現していることを明らかにした。
「MotoE」用のタイヤでは、同社グループのパートナー企業であるスウェーデンのエンバイロ社の技術を活用して廃タイヤから回収したカーボンブラックを使用することで持続可能な原材料の使用量を増やした。
ミシュランでは「当社にとってレースは、持続可能な新しいソリューションを開発するために不可欠なイノベーションの実験室となる」としている。
なお、同社は「MotoE」がスタートした2019年から公式タイヤサプライヤーを務めている。