フィンランドのノキアンタイヤは5月12日、スペインのサンタ・クルス・デ・ラ・サルサの新しいテストセンターが稼働を開始したと発表した。
同社にとって3つ目のテスト拠点となるこの施設は、年間を通して夏タイヤとオールシーズンタイヤ、冬タイヤのテストを実施できるという。広さは約300ヘクタールで、ドライおよびウェットのテストや最高で時速300kmでのテストが可能なコースなど合計10種類のトラックを備えている。
同社では「この施設により、製品開発サイクルを迅速化し、プレミアムタイヤメーカーとしてのポジションを強化することができる」としたほか、「自社のテストセンターにおけるタイヤ試験があらゆる条件下で実施できるようになった」と説明している。