TOYO TIRE(トーヨータイヤ)は5月20日、日本サッカー協会(JFA)とサッカー日本代表のサポーティングカンパニー契約を締結したと発表した。契約期間は今年5月1日から来年12月31日まで。サムライブルーの愛称で知られる男子日本代表をはじめ、女子代表(なでしこジャパン)、年代別日本代表など全カテゴリーの日本代表をサポートする。
同日の記者会見には、笹森建彦取締役とJFAの田嶋幸三会長が出席。笹森氏は「試合を通して当社から“青く、熱く、走れ。”というキーメッセージを掲げ、サポーターと一丸となって代表を応援していく」と述べた。
「日本代表の精神と重なる」
日本サッカー協会とサポーティングカンパニー契約を締結したトーヨータイヤ。今後、5月28日に開催予定の「ワールドカップ2次予選 対ミャンマー戦」の試合会場でブランドロゴの露出を行うほか、テレビ中継でCFを放映。また、同社ホームページ内にはサッカー日本代表応援サイトを開設した。
記者会見に出席した笹森取締役は、契約締結の背景やその狙いを次のように話した。
「当社は挑戦心と独創的な発想により、世の中に驚きと感動をお届けする企業でありたいという意思を表明し、ブランディングに取り組んできた。一方、JFAは“日本代表として戦う誇り”“勝利を目指して団結”“日本中の応援を力に変えて世界に挑み続ける”をアイデンティティとしており、その精神が当社の理念と重なる。青という当社のコーポレートカラーとサムライブルーの親和性も背景に、企業として応援したい。
特にコロナ禍で日本国民あるいは世界の人々が非常に制限された生活を続ける中、一生懸命戦っている日本代表を応援することで、私たちも社会への元気付けに少しでも関われれば嬉しい。
社員に対しても、この苦しい時代だからこそ一丸となり日本代表を応援し、代表選手の皆様から勇気をもらって前に進んでいこうと呼び掛けていく」
また、清水隆史社長は「夢に挑戦するタフさ、信念を貫く強さなど、選手たちのひたむきな姿勢から学び取り、選手たちを応援できる幸せを当社の原動力に変えていき、夢の舞台へのチャレンジを支えていきたい」とコメントを発表した。