JAFのロードサービス タイヤ関連の救援増加

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カテゴリー: ニュース

 JAF(日本自動車連盟)のロードサービス件数でタイヤ関連の救援依頼が増加していることが分かった。

 2020年度(2020年4月1日~2021年3月31日)は全国で211万7485件の救援依頼があった。内容別で、タイヤのパンクやバースト、エア不足などの「タイヤ関連トラブル」は36万2233件(構成比17.6%)あった。2016年はタイヤ関連の件数が35万8265件(構成比15.6%)だったが、全体に占める割合が2ポイントほど増加した。

 釘などを踏んだ場合は、応急修理で一時的に走行可能な状態へ修理可能だが、バーストや側面が損傷した際は他のタイヤへ交換する必要がある。JAFでは、「急いでいる場合は時間のロスにつながり、急な交換が必要になるため次に装着するタイヤをじっくりと選ぶことができない」と課題を指摘している。

 JAFではこうした応急修理が不可能なタイヤトラブルに対応するため、2016年からタイヤの貸し出しサービスを実施しており、全国に順次拡大している。「路上など危険な場所での作業時間が短縮され、安心安全なサービスの提供が可能になる」としている。


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