ミシュランの1~6月期業績 タイヤ販売増で2割増収

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カテゴリー: ニュース

 仏ミシュランの上半期決算(1~6月)は、売上高が前年同期比19.6%増の111億9200万ユーロ(約1兆4559億円)だった。販売量の増加が21億3000万ユーロの増収要因となったほか、価格ミックスの良化や非タイヤ事業の売上高の増加がプラスに働いた。セグメント営業利益は約4.6倍の14億2100万ユーロ、純利益は前回の1億3700万ユーロの赤字から10億3200万ユーロの黒字に転じた。

 部門別の売上高は、自動車および関連販売事業が26.6%増の55億6200万ユーロ。半導体の不足により新車用タイヤの販売が振るわなかったものの、18インチ以上の大径タイヤの市場シェア拡大、新車用と市販用のミックスが良好だったことが利益を押し上げた。

 道路輸送および関連販売事業は、20.2%増の28億9700万ユーロ、特殊製品および関連販売事業は7.1%増の27億3300万ユーロ。

 2021年通期の見通しはセグメント営業利益を前回発表の25億ユーロ以上から28億ユーロ以上に引き上げた。


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