グッドイヤーの1~6月期業績 売上高は4割増加

シェア:
カテゴリー: ニュース

 米グッドイヤーの上半期(1~6月)決算は、売上高が前年同期比44.0%増の74億9000万ドル(約8264億円)だった。販売増やクーパータイヤの合併、その他タイヤ関連事業、為替が増収に寄与した。

 販売数量は4割増加し、7250万本となった。市販用は旺盛な需要や市場シェアの拡大を受けて41%増、新車用は世界的な自動車生産量の増加やシェアの拡大により39%増えた。

 セグメント営業利益は約10億ドル増加し、5億2500万ドルの黒字に転じた。増益要因として販売伸長や工場稼働率の増加、価格ミックスの改善、コスト削減効果があったが、販管費や原材料費の高騰が一部相殺した。純利益は前年同期の13億1500万ドルの赤字から7900万ドルの黒字となった。

 地域別の売上高は米州が40億4300万ドルと44.0%増加。また、欧州・中東・アフリカが47.3%増の24億6100万ドル、アジア太平洋が36.6%増の9億8600万ドルだった。


[PR]

[PR]

【関連記事】