アコースティックイノベーションズは8月16日、タイヤの振動抑制技術「DBCR」の提供を一般ユーザー向けのサービスとして開始すると発表した。同社によると、この技術は世界初で、日本や米国、欧州などで特許を取得しているという。
DBCRは、走行時に非ニュートン流体(ダイラタンシー)として振る舞うごく薄い層をタイヤの内面に配置することで、タイヤ接地前後の変形による衝撃波を効果的に吸収してタイヤの振動騒音を低減するもの。
このサービスは新たに開業する東京都八王子市の店舗工場で実施する予定で、最初のロットを先着10台分の車両に特別価格で取り付ける。
同社では「今後も革新的な技術の発明、開発を通じて快適で豊かな社会の実現に貢献していく」としている。