英カールトンフォレストグループは今年11月から廃タイヤ向けの熱分解プラントの稼働を開始すると明らかにした。同社によると、英国内でこうした工場が稼働するのは初めて。
工場では、廃タイヤからオイルやカーボンチャーを回収する。同社では「間もなく24時間体制で稼働し、英国内で毎年5700万本発生する廃タイヤのうち180万本以上の処理に貢献できる」としている。
また、同社は2026年までにグループで年間1億リットルの再生可能オイルの生産を目指す。なお、2018年以降、廃タイヤ処理の研究・開発に500万ポンド(約7億5575万円)以上を投資してきた。