韓国のクムホタイヤは、共鳴音低減タイヤ「K-Silent」(ケイ・サイレント)を搭載したタイヤを、KIAの電気自動車(EV)「The Kia EV6」に新車装着用タイヤとして供給すると発表した。
今回供給するタイヤは、「CRUGEN(クルーゼン)HP71」と「ECSTA(エクスタ)PS71」の2モデルで、EV用タイヤに求められる低転がり抵抗性能や耐摩耗性能、トラクション性能を両立させた。特にタイヤの内側に特殊スポンジを搭載することでノイズを低減させる共鳴音低減技術により、重要な性能の一つとされる低騒音化を高いレベルで実現した。
KIAは韓国の現代自動車グループ傘下の自動車メーカーで、「EV6」は同グループのEVプラットフォームを採用したKIA初のEV専用モデル。一度の充電で最大475kmを走行できるほか、強力な加速性能と急速充電を可能にしている。