ブリヂストンは9月30日、東北大学とデジタル人財育成プロジェクトを開始すると発表した。10月1日より東北大学内に産学連携拠点を設置し、ブリヂストンのDX(デジタル・トランスフォーメーション)を支えるデジタル人財を育成するための共同プロジェクトを開始した。プロジェクトの期間は2024年9月30日までの3年間で、延べ40名程度の高度デジタル人財を育成する予定。
今回のプロジェクトは、ブリヂストン流のDXを担う人財として、AI(人工知能)やアルゴリズムの企画開発を通じてソリューションビジネスや研究開発の中核を担う「AI/アルゴリズムエキスパート」を育成する。また、ビジネスの現場で課題を抽出し、デジタル技術を用いたソリューションの提案につなげることができる「ソリューションフィールドエンジニア」も育成していく。
今後、東北大学の最先端データ科学をはじめとした多様な研究教育で培った指導力と、課題解決型学習ノウハウを駆使した実践的な独自のプログラム、研究室との共同研究や交流を通じて、ブリヂストンの従業員を高度なスキルを有するより実践的なデジタル人財に育成していく。