ブリヂストンの欧州グループ会社(BSEMIA)は9月16日、2024年までに同社の新車向けの乗用車用タイヤのうち20%以上がEV(電気自動車)向けタイヤになるという予測を発表した。現在の割合は11%で、同社によると2019年の約3倍になっている。
2021年には世界のEVメーカー上位10社や、欧州のEV販売ランキングの上位10モデルのうちそれぞれの半数がブリヂストンのタイヤを新車装着しているという。また、現在、BSEMIAはタイヤ開発のリソースの30%以上をEV向け新車装着用に投入していることを公表した。
同社では「モビリティの持続可能な未来を形作る取り組みの一環として、当社はEVの導入をサポートするために変化している」と説明した。