NEXCO東日本東北支社は11月2日、初冬期の高速道路における冬用タイヤの装着率をまとめた。
それによると、2015年から2019年の5年間平均で、11月第1週の東北全体の冬用タイヤ装着率は25%だった。その後、11月第3週に62%、12月第1週には89%と上がっていくが、福島県や宮城県といった南部では装着率が低い傾向にある。
また、シーズン初めの降雪日には事故が多く発生する傾向にあることも明らかになっている。例えば、2015年は最初の降雪日に起きた事故は32件と通常時の4.5倍に増加している。
同社では「シーズン初めの積雪路面で、スリップ事故などが多く発生する傾向にある。早目に冬用タイヤへ交換し、安全な冬道ドライブをお願いしたい」と呼び掛けている。