オートバックスセブンは11月15日、整備事業を中心とした一部の事業者に向け、専用商品の卸売りを2022年1月からテスト展開すると発表した。タイヤやオイル、バッテリーを中心に専用商品をラインアップし、その他のカー用品についても今後拡充させていく計画。
同社では、「タイヤやオイル、バッテリーなどのメンテナンス用品を当社から低価格で安定調達できるようになり、取り扱い商品の品質向上や収益性の改善につなげることができる」としている。
将来的には、商品売買だけではなく、同社と整備事業者が相互協力・情報共有できる仕組みを作るなど相互連携の方法についても検討していくという。
これまで同社は、オートバックスチェーン加盟店舗への商品の卸売りによって事業の拡大を図っていた。近年は商品調達や供給のノウハウを生かし、官公庁や全国規模の事業者に向けた法人販売に加え、ホームセンターや異業種小売店への卸売り事業にも取り組みを拡大している。