オートバックスセブンは11月12日に、プライベートブランド「GORDON MILLER」（ゴードン・ミラー）初の店舗「ゴードン・ミラー KURAMAE（クラマエ）」をオープンした。1月20日まではプレオープン期間として金・土・日のみ営業し、1月21日から火曜を除いた全日営業を開始する。
「ゴードン・ミラー」は、「ガレージから拡張するライフスタイル」を様々な角度から提案するブランド。洗車用品やインテリアなどのカー用品から、アウトドアにも活用できるアイテムや収納バッグ、ガレージグッズ、アパレルなど幅広い商品を取り扱う。店舗は船舶関係の工場だった元の建物を活かしたガレージらしい雰囲気が特徴。
特定の性別や年代に限らない広いユーザーに訴求し、車が好きな人やアウトドアに関心がある消費者から、車に興味が薄い層までリーチすることを目指す。同ブランドのディレクター／PRを担当するオートバックスセブンのマーケティング戦略部の猿渡大輔氏は、「車への関心が低いユーザーでも当ブランドから車に興味を持って頂くこともある」と話し、「車に乗っている方も乗っていない方も、新しい気づきを得られるような店舗にしていきたい」と展望を示した。
同店舗では「ゴードン・ミラー」の全てのカテゴリーの商品を取り扱う予定で、店舗限定商品やオートバックスの店舗を含めた取扱店での販売に先駆けて展開する商品などもラインアップしていく計画。
また、2019年から展開するオリジナルカスタムカー「ゴードン・ミラーMOTORS（モーターズ）」も複数台展示する。“バンライフ”をキーワードにブランドの世界観をデザインに反映し、内装には天然木を使用した。ユーザーからも好評で、「初めて購入する一台に選んで頂くことも多い」（同社）という。
店舗にはアフターケアや納車前の整備などのメンテナンスを行うピットを併設しており、整備スタッフが常駐することで購入後のサポート体制も構築した。