韓国のハンコックタイヤは10月28日、スタッドレスタイヤ「ウィンター・アイセプト・エボ3」が、独自動車専門誌「アウト・ビルト・スポーツカー」が実施した2021年の冬タイヤ性能テストで最高評価を獲得したと発表した。テストでは雪道や濡れた路面でのハンドリングとブレーキング性能で特に高いスコアを記録したという。
同誌は独自動車専門誌「アウト・ビルト」のスポーツカーや高性能車両を扱う姉妹紙。今回のタイヤテストでは、ハンコックを含む12社のタイヤメーカーの製品を対象に、積雪路面やウェット路面、ドライ路面でのハンドリング性能を測定した。
「ウィンター・アイセプト・エボ3」は中型車やスポーツカー、高級セダンまで様々な車両に向けて設計しており、欧州の厳しい冬の道路状況にあわせて開発している。原材料には天然成分を添加したコンパウンドを適用し、低温での硬化を防いだほか、雪道など冬の低温の路面と濡れた路面での接地力を高めた。
また、ハンコックタイヤは11月4日に「アウト・ビルト」グループのオールシーズンタイヤのカテゴリーで「マニュファクチャー・オブ・ザ・イヤー2021」に選ばれたと発表した。
この評価は「アウト・ビルト」誌などが2021年に実施したテストの結果に基づくもの。テストではハンコックのSUV向けの「キナジー4S2 X」が10ブランド中1位を獲得していた。