ブリヂストンは11月26日、東京都の台東区立柏葉中学校で出張授業「グローバルコミュニケーション教室~世界につながる伝える力~」を実施した。
今回の出張授業は、グローバル化に伴って多様なバックグラウンドを持つ人々と関わる機会が増えていることを背景に、「伝える力」を磨く大切さについてロールプレイで学習できるもの。中学1年生の120人が参加した。
授業の冒頭では、ブリヂストンがグローバルで事業を展開しており、多様な国籍の社員が在籍し、日本でも海外拠点とのオンライン会議などを行っていることを紹介。また、インバウンドの増加などにも触れ、日本全体でグローバル化が進展していることを示した。
授業の中で、生徒はグループに分かれ、「外国から来たゲストを地域の盆踊り大会に誘おう!」といったテーマのロールプレイに参加。招待役やゲスト役になり、外国人と接する際に大切なコミュニケーションスキルを学習した。
参加した生徒からは、「外国人とどう接すれば良いのかを学べて今後の役に立つと思った」「これまでコミュニケーションについて考えたことはなかったが、今回の授業で分かりやすい伝え方を学べて良かった」といった感想があがった。
ブリヂストンは、2004年に出張授業の活動を開始し、昨年からはコミュニケーションをテーマに設定。授業にも登壇したBSJP経営戦略・企画部門BSJP CSR・社会貢献推進課の植木久美氏は「生徒の皆さんには自分のことを伝える力を育んでいってほしい」と話していた。