ブリヂストンの米グループ会社であるブリヂストン・アメリカス・インクは11月19日、オハイオ州アクロンの米技術センターで2022年秋に新しくテストコースを開設すると発表した。これにより、製品開発プログラムの強化や、より迅速で効率的な先進のタイヤ及びソリューションの提供を図る。
同社では「社員がプロトタイプを直接運転し、彼らが設計するタイヤに必要な性能の強化について素早く把握できる」としている。また、「新コースは、現在テキサス州やオハイオ州、メキシコ、南米のプルービンググラウンドで実施するタイヤ試験を補完するだろう」と説明した。
新テストコースには、レーンチェンジのパフォーマンスを評価する長い直線路、快適性やロードノイズをテストするNVH(騒音、振動、ハーシュネス)コース、ウェット・ドライハンドリングコースなどを設置する。