日本ミシュランタイヤは12月16日から「ミシュラン タイヤケア」の提供を開始した。このサービスは、タイヤ点検とレポーティングのプロセスを効率化するデジタルソリューション。専用のタイヤ溝測定器と空気圧測定器およびアプリケーションを使用してタイヤ点検を実施し、自動作成されるレポートからメンテナンス時期などを予測することでタイヤマネジメントを可視化する。同社では「これまで手動で行われてきた作業をデジタル化し、タイヤ点検作業の省力化やタイヤに起因するトラブルの未然防止、タイヤ使用本数の最適化を図ることができる」としている。
なお、ミシュラン以外のタイヤの測定にも対応しており、ミシュランを使用する運輸事業者は他社のタイヤも含めた包括的なタイヤ管理サービスとして活用できる。
同社では「ドライバーのみならず、車両整備士も深刻な人手不足が問題となっている運輸事業者にとって、当サービスを利用することで、生産性を拡大し、安全性と収益性の向上につなげることが可能になる」と説明する。
日本ミシュランタイヤは、デジタルソリューションとしてミシュランレスキューネットワーク（MRN）のプロセスを効率化させる「MRN GO」（エムアールエヌ・ゴー）も展開。このサービスは富士運輸のグループ会社のドコマップジャパンと共同開発したもので、11月1日からサービスを始めている。