ゴム連合が定期大会を開催 新体制スタート

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新委員長に選任された春日部氏
新委員長に選任された春日部氏

 日本ゴム産業労働組合連合(ゴム連合)は9月1~2日の2日間、静岡県内のホテルで開催した「2016年定期大会」で役員選出を行い、中央執行委員長に春日部美則氏(イノアック)を選任した。また副委員長には池田隆次氏(全東洋ゴム)と、弓取正道氏(西川ゴム=留任)が選ばれた。任期は来年8月まで。

 大会には加盟の55組合中50組合、代議員と傍聴を合わせて156名が参加。大会2日目には第12期の運動方針が全て承認された。

 新委員長となった春日部氏は、あいさつの中で「戦後の日本の競争力を支えてきた一つに企業別労働組合がある。逆に言えば産業別組合が十分に機能していなかった面がある。結果として企業間の格差をもたらしてきた。ゴム連合は55組合という規模で、それぞれの単組の顔が見える組織である。大手も中小もなく、同じ目的のもとに集まった組織ではお互いの助け合いが大事である」と話し、引き続き連帯と団結を軸として各種施策に取り組んでいく考えを示した。


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