米グッドイヤーは1月5日、持続可能な原材料の使用比率が70%を占めるタイヤを開発したと発表した。
同社では「2020年に全て持続可能な原材料で構成されたタイヤを10年以内に作るという目標を設定しており、そのゴールに向かって大きく前進した」としている。
このタイヤには、メタン、二酸化炭素、植物ベースの油からそれぞれ生成した3種類のカーボンブラックが採用されており、二酸化炭素の排出量削減、バイオベースまたは廃棄物由来の原材料の活用が可能になる。また、石油由来製品の使用量削減につながる大豆油やもみ殻の灰から生産したシリカ、プラスチックボトルなどをリサイクルしたポリエステルといった原材料が使用されている。