ブリヂストン、乗用車用低燃費タイヤ「ECOPIA NH200」シリーズ発売

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カテゴリー: ニュース
「エコピアNH200」
「エコピアNH200」

 ブリヂストンは2月1日、低燃費タイヤブランド「ECOPIA」(エコピア)の乗用車用タイヤ新商品として「エコピアNH200」と、軽・コンパクトカー専用の「エコピアNH200 C」を発売する。発売サイズは「エコピアNH200」が14~18インチの18サイズ、「エコピアNH200 C」が13~17インチの27サイズで、全てメーカー希望小売価格を設定する。

 「エコピアNH200」シリーズは、「車とともに進化する新車装着タイヤと同じく、車の性能を引き出すために進化した新しい『エコピア』」(同社)となった。タイヤが転がる際のエネルギーロスを低減する「エコテクノロジー構造」を採用し、「エコピアNH200」の転がり抵抗は従来品(エコピアNH100)比11%低減した。

 また、専用の新パターンと同社独自技術の「ULTIMAT EYE」(アルティメット・アイ)を活用し、接地圧を均等にすることで高い耐偏摩耗性を実現。これにより、タイヤショルダー部がすり減りにくくなり、ウェット性能が長持ちする。2万km走行後のコーナリング時ハイドロプレーニング発生速度は、「エコピアNH200」と従来品で時速5kmの差があった。

 さらに、「エコピアNH200」は新パターンにより静粛性が13%向上。「エコピアNH200 C」では、ブロック剛性を最適化した新パターンにより、耐偏摩耗性とウェット性能とともにライフ性能の向上も実現した。加えて、タイヤ骨格部の材料・構造を商品間で共有するコモナリティ・モジュラリティ技術により開発・製造工程の効率化を含めてバリューチェーン全体で環境負荷を低減するなど、社会価値・顧客価値の両立を図っている。

 「エコピア」はブリヂストンの低燃費タイヤブランド。低燃費性能やウェット性能、ライフ性能、静粛性など7つの性能を高次元で総合的にバランスすることを目指している。

 同社グループは、2021~2023年の中期事業計画の中で、タイヤ事業の更なる強化に向けて、新たなモビリティ・サステナビリティを見据えた「断トツ商品」の開発を積極的に進めている。その上で、「低燃費タイヤ新商品『エコピアNH200』シリーズを通じて、より安心・安全で、持続可能なモビリティ社会の実現に貢献していく」としている。


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