日本ミシュランタイヤ、グローバル最適生産をスタート

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カテゴリー: ニュース

 日本ミシュランタイヤは3月に発売開始する乗用車用タイヤ「PILOT SPORT 5」(パイロット・スポーツ・ファイブ)でグローバル統一スペックを採用した。これにより、市場ごとに最適な地域で生産することが可能となり、輸送距離の短縮を図りつつ環境負荷低減を進める。

 2016年に国内市場で発売した従来品「PILOT SPORT 4」は、製品の多くを欧州から輸入していた。一方、新商品では大半のサイズをタイ、中国といったアジアの生産拠点から供給する。これによって輸送時のCO2排出量の抑制につなげる。日本市場向けの製品で大幅な生産移管を行うのは今回が初めてとなる。同社では「これまでは2~3カ月の輸送期間が必要だったが、今回は1カ月未満に短縮できる」としている。

 なお、新商品ではサステナビリティへの取り組みとして摩耗度が3段階で分かるトレッドウェアサインも採用している。


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