横浜ゴム 戦略商品が伸長 2023年は「ジオランダー」も拡販

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山石社長
山石社長

 横浜ゴムの山石昌孝社長は2月17日に開いた決算会見で2021年度から2023年度までの中期経営計画の進捗を報告し、「高付加価値タイヤの販売は2019年を上回る伸長となった」と成果を述べた。

 同社は消費財で付加価値の高いタイヤの販売拡大を掲げ、「アドバン」「ジオランダー」「ウィンタータイヤ」の構成比率を2019年度の40%から23年に50%以上に高めることを目指している。昨年はグローバルで「アドバン」の新車採用を拡大したほか、国内や欧州でウィンタータイヤを新たに投入。その結果、構成比率は41%となった。

 2022年も引き続きプレミアムカーへの新車装着を進めるほか、“ヨコハマ夏の陣”と位置付けて「アドバン」や「ブルーアース」の新商品を軸に夏用タイヤの拡販を積極的に取り組む。これにより、高付加価値品の比率を42%以上に高めていく考えだ。

 さらに、2023年は「ジオランダー」の販売強化に取り組むことを明らかにした。


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