新年度がスタートした1日、国内タイヤメーカーが一斉に入社式を行い、各社のトップが新入社員へエールを送った。
ブリヂストンの東正浩グローバルCOOは、「組織を支え、動かしているのは皆さん一人ひとりだ。社会人、ブリヂストングループの一員としての自覚を持ち、様々な成長の機会を自ら掴み取り、困難なことにもぜひ積極的に挑戦をしてほしい」と語りかけた。
住友ゴム工業の山本悟社長は、同社の一員として「自らが新しいことに挑戦し、イノベーションを起こしていこうという想いを大切にしてほしい」と述べ、社会人として素直であることや一歩踏み出す勇気を持つことを心掛けるよう話した。
横浜ゴムの山石昌孝社長は「長い社会人人生において、時には困難を感じる場面もあるが、皆さんそれぞれの才能を活かして、困難に立ち向かっていく姿勢に期待している」と語った。
TOYO TIRE(トーヨータイヤ)の清水隆史社長は新入社員に向けて、物事の原理原則を学んだ上で新しい挑戦を恐れないことや、誠実であり、顧客の期待を超えられるよう意識し、行動すること、主体性を持ち連携を大切にすることを呼びかけた。さらに、「一人ひとりが喜びと誇り、使命感を携え、自身の胸の内にある情熱を呼び醒まし、挑戦を続けてほしい」と激励した。