ブリヂストンの米国グループ会社は3月21日、自動運転技術などを有する米メイモビリティへの投資を発表した。同社は小売店を通じてメイモビリティの自動運転車にサービスやメンテナンスを提供する。
ブリヂストンでは「このパートナーシップを通じて、当社は自動運転車のオペレーションに関する貴重な知見を獲得し、タイヤ製品とモビリティソリューションを磨く」としている。
将来的にメイモビリティはブリヂストンのタイヤを中心とした予測技術を導入し、オペレーションの安全性や効率性の向上を図る。両社では「2022年後半に車両サービスの統合を開始する予定」としている。あわせて、ブリヂストンが2021年に買収したアズーガ社のフリートマネジメントプラットフォームも活用するという。
メイモビリティは2017年に米ミシガン州で設立。北米や日本での事業拡大を継続し、自動運転車による交通ソリューションの構築を計画している。