ブリヂストン「エバータイヤ・イニシアチブ」始動

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カテゴリー: ニュース

 ブリヂストンは、4月21日に開催したイノベーション拠点「ブリヂストン・イノベーション・パーク」(東京都小平市)のオープニングイベントで、リサイクル事業において「エバータイヤ・イニシアチブ」を始動したと発表した。リサイクル事業は同社の探索事業の一つ。主にパートナーと共同で、使用済みタイヤを原材料に還元する技術の開発に取り組んでいる。

 イベントに出席した坂野真人グローバルCTOは、「使い終わったタイヤは資源だ。タイヤを原材料に戻し、タイヤの価値が循環し続ける社会を実現する――こうした思いを込めて名付けた」と紹介した。また、「この取り組みは、様々な方に共感頂き、共に価値を創造していこうと呼び掛けていくもの」とした上で、「タイヤ・ゴム業界のリーディングカンパニーである我々がリサイクルを先導し、持続的なタイヤ作りを進めることで、将来世代により良い地球環境を引き継いでいくことができる」と期待を示した。

 同社は2030年までに原材料の再生資源・再生可能資源比率を40%に向上し、2050年までに100%サステナブルマテリアル化を実現する目標を掲げている。


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