ミシュランの1~3月期業績 価格改定進み2ケタ増益

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カテゴリー: ニュース

 仏ミシュランの第1四半期決算は、売上高が前年同期比19.0%増の64億8100万ユーロ(約8808億円)だった。値上げなど価格ミックスの改善が13.5%と大きく増収に寄与した。また、為替の影響が3.4%、連結範囲の変更が0.8%、非タイヤ事業が0.7%、数量が0.5%の増収要因となった。

 部門別では、自動車および関連販売事業の売上高は20.8%増の32億5400万ユーロとなった。市場全体の販売数量は2%増だったものの、値上げに先行する一部ディーラーの在庫積み増しや、ウクライナ紛争に伴うロシアや欧州での生産の混乱が響き、同社の数量は0.2%増と横ばいとなった。

 道路輸送および関連販売事業の売上高は20.6%増の16億7400万ユーロで、数量は2.6%増。特殊製品および関連販売事業の売上高は13.7%増の15億5300万ユーロ、数量は0.9%減となった。


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