ブリヂストンの米国グループ会社は4月22日、グアユール由来の天然ゴムを使用したレース用タイヤ「ファイアストン・ファイアホーク」を発表した。
今回使用するグアユールは、同社が米国アリゾナ州に構える研究開発拠点で栽培したもの。このレースタイヤは5月27日に開催されるイベント「インディ500ピットストップチャレンジ」で投入するほか、8月6~7日に行われるレース「ビッグ・マシーン・ミュージック・シティ・グランプリ」に供給する。
同社では「グアユールから生成した新しい持続可能な天然ゴムの性能を実証する試験場としてレースを活用する」と説明した。
ブリヂストングループは、2030年までに持続可能なグアユール由来の天然ゴムを利用したタイヤの商業化などを計画している。