住友ゴム工業はこれまで新車への純正搭載向けに展開していたタイヤパンク応急修理キット「IMS」を5月18日から一般ユーザー向けに発売開始したと発表した。全国のダンロップ直営店やダンロップタイヤ取り扱い店舗などで順次販売する。SUV・大型車両用と中小型車両・軽自動車用の大小2サイズで、価格はオープン。
住友ゴムでは「『IMS』は有効期限が切れた場合や既に使用した場合の交換用として必要」とした上で「省資源・省エネルギーの取り組みの1つとして、スペアタイヤが不要になる同製品を積極的に展開していく」としている。
「IMS」は天然ゴムラテックスを含む修理剤とコンプレッサーで構成される。修理剤を注入後、コンプレッサーで空気を充填し、車を走らせることで修理剤が圧縮と熱で固まるためパンク穴をふさぐことができる。
同製品はこれまで累計7500万セットの出荷実績がある。