ブリヂストンの米国グループ会社は6月22日、オハイオ州アクロンに「アドバンスド・タイヤ・プロダクション・センター」(ATPC)を開設したと発表した。
新拠点の投資額は2100万ドル(約28億円)で、インディカーシリーズ向けのレースタイヤを製造する予定。効率的で持続可能なタイヤの生産のために設計され、従来の同社のレースタイヤ工場よりもエネルギー使用量を60%低減させた。
同社のパオロ・フェラーリ社長兼CEOは「ATPCはアクロンとレースにおける当社の誇り高い歴史を反映した。同時にビジネスの持続可能性に対する当社のビジョンを実証している」とコメントした。
ブリヂストンはアクロンへの事業に2012年から継続的に投資しており、2022年秋には600万ドルを投じた乗用車用タイヤのテストトラックが完成する計画。