住友ゴム工業は7月15日、国内市販用タイヤおよび関連商品の出荷価格を9月1日に改定すると発表した。対象商品は国内市販用タイヤ(夏/冬用)、チューブ、フラップで、改定率は2~8%。
同社は、石油化学系原材料や天然ゴムなどの高騰を「生産性向上やコスト削減などの企業努力だけで吸収することは困難」とし、3月1日に国内市販用夏タイヤおよび関連商品、4月1日に国内市販用冬タイヤの値上げを行っていた。その上で、「ロシア・ウクライナ情勢を背景にタイヤ原材料価格のさらなる高騰に加え、生産や供給に関わるエネルギー価格も上昇している状況を踏まえ、価格を改定することとした」と説明している。