横浜ゴムと日本ミシュランタイヤは、国内市販用タイヤの出荷価格を値上げすると発表した。原材料価格の高騰が続いているほか、エネルギーコストや輸送費の上昇に対し、自社の企業努力のみで吸収することは困難なため。
横浜ゴムは10月1日に市販用タイヤ(夏用、冬用、オールシーズン)、チューブ・フラップを最大8%値上げする。同社は夏用タイヤ、オールシーズンタイヤ、チューブ・フラップは4月1日、冬用タイヤは7月1日に値上げを行っていた。
日本ミシュランタイヤは10月1日に、ミシュラン、BFグッドリッチ、カムソの各ブランドの市販用タイヤのメーカー出荷価格を3%~8%値上げする。
なお、ブリヂストンと住友ゴム工業も9月1日から今年2回目となる値上げを実施することを発表している。