住友ゴム工業は8月30日、IoTソリューション企業のトライポッドワークス(仙台市)へ出資したと発表した。出資額は非公表。
住友ゴムは車輪速解析技術をベースとする独自のセンシング技術「センシングコア」を用いたビジネスの実現に向けて開発を進めている。トライポッドワークスのIoT分野のハードウェア・ソフトウェア開発やネットワーク構築の強みを活かしていく考え。
トライポッドワークスは、車載IoTプラットフォーム「トリモビプラットフォーム」を中核として自動車分野向けにIoTソリューション事業を推進してきた。また、住友ゴムとは2019年に基本業務提携契約を締結。クラウド型TPMS(タイヤ空気圧監視システム)を活用したタイヤ空気圧・温度管理サービスを共同で開発し、2021年12月から乗用車向けにサービスを開始している。