住友ゴム工業は9月8日、神戸市内で「DTS全国TBタイヤ作業コンテスト」を開催した。この活動は、トラック・バス用タイヤの安全・確実・効率的な作業の徹底、作業者の安全確保と作業レベルの向上・モチベーションアップを目的に実施しているもの。
当日は全国の販売会社とDTS(ダンロップタイヤショップ)加盟店から選出された12名が参加。ヒューマンエラーの撲滅などをテーマに、対応力や接客の丁寧さなどを審査した。実技と筆記試験の結果、優勝したダンロップタイヤ中部の尾崎敬介さんは、「これからは若手社員へ作業の基本を伝え、作業力の底上げをしていきたい」とコメントした。
なお、今回は住友ゴムが行う作業コンテストとして初めて会場の様子をオンラインで販売会社と出場先のDTS加盟店へライブ配信した。同社では「会場の臨場感を共有することで、セールスマンにもタイヤ交換における安全作業の神髄を伝えられた」としている。