韓国のハンコックタイヤは、9月21~25日に韓国で開催された防衛産業の見本市「ディフェンス・アンド・セキュリティ・エキスポ・コリア」の現代ロテム社ブースで、エアレスコンセプトタイヤ「i-Flex」を展示したと9月21日に発表した。
このタイヤはオフロードを走行する無人車両向けに開発したもの。ブースでは、軍事作戦向けに開発した現代ロテムの多目的無人地上車両に装着された。サイズは17インチ。
ハンコックでは「従来のタイヤと異なり同製品は空気を含まないため、より安全を確保できる」としたほか、「空気圧のメンテナンスは不要だが、あらゆる状況で最適なモビリティを実現する」と紹介した。
同社では、モビリティの持続可能な将来に向けた取り組みを進めており、その一環として、2010年から非空気入りタイヤ(NPT)の研究開発を実施している。