京都機械工具(KTC)は11月からタイヤリフター「AWL101」を発売した。メカニックの高齢化や人材不足に加え、タイヤの大型化で足回り作業の負担が増加する中、作業の省力化につながる機材として提案する。参考小売価格は50万円(税別)。
新製品は地上高520mmから最大1250mmまでタイヤを電動で昇降できる。重いタイヤでもスムーズな昇降作業が可能で、両手で作業を行うことで安全面も向上する。
また、バッテリー駆動の採用で、エアホースが不要のコードレス化を実現。全高・全幅を抑えたコンパクトサイズで、狭い作業スペースでも高い作業性を発揮し、スムーズな移動が可能となっているという。さらに、ブレーキの設定・解除はブレーキを踏み込むだけで行えるように設計した。
同社では、「足回り作業の効率化、省力化で収益向上につながることが期待できる」としている。
なお、リフター専用のローテーション用台車を近日発売する予定。