ブリヂストン、コスタリカのサンホセ工場増強

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カテゴリー: ニュース

 ブリヂストンは11月21日、コスタリカのサンホセ工場の乗用車用・小型トラック用タイヤの生産能力を増強すると発表した。投資額は約2億5000万ドル(約363億円)。2026年までに生産能力を現在の日産1万1000本から1万5000本に強化する。また、新たに160人を雇用する。

 サンホセ工場は1967年に設立した。生産品目は乗用車用および小型トラック用ラジアルタイヤで、11月時点の従業員数は約1000名。

 今回の生産能力増強で、北米・中南米を合わせた米州地域の乗用車用高インチタイヤの「創って売る」体制を強化し、“EV時代の新たなプレミアム”として位置付けるタイヤ基盤技術「エンライトン」技術搭載タイヤの生産にも対応する。

 ブリヂストンの石橋秀一グローバルCEOは「最重要市場である米州のプレミアムタイヤ事業基盤をより強固にするもの」としている。

 なお、将来のグリーン&スマート工場化も見据え、新たな自動化設備や生産技術を採用。石油ボイラーから電気ボイラーへの交換を行い、エネルギー資源をより効率的に使用することで、カーボンニュートラル化に向けた取り組みを加速する。


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