独コンチネンタルは12月7日、同社と豪セキュリティ・マターズ社が、タイヤに含まれる天然ゴムに添加したマーカー物質を確認することに初めて成功したと発表した。
セキュリティ・マターズ社は、目に見えない変更不可能な化学物質ベースのマーカーを活用し、デジタルでの追跡を可能にする技術を持つ。この技術を利用することで、原材料の産地を特定できるようになるという。
コンチネンタルでは「例えば、責任をもって調達された天然ゴムの供給源を、消費者に至るまでのサプライチェーンのあらゆる段階で検証できることを意味する」と説明している。また、将来的にこのマーカー技術を天然ゴム調達過程で大規模に利用することを計画している。