ブリヂストン タイ・ノンケー工場に最大規模の太陽光発電パネル設置

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カテゴリー: ニュース

 ブリヂストンは12月19日、タイのノンケー工場(サラブリ県)の屋上部分に同社グループでグローバル最大規模の太陽光発電パネルを設置したと発表した。

 総発電能力は9・95MWpで、同工場のタイヤ生産に電力を供給する。これにより、今後15年間で9万7500トンのCO2排出量を削減する見込み。2022年12月16日には、今回の太陽光発電パネル導入を祝う式典を実施した。

 ブリヂストンは、カーボンニュートラル化やサーキュラーエコノミーの実現への取り組みと、ビジネスモデルを連動させる、“サステナビリティビジネスモデル”の確立を進めている。昨年8月31日には、生産拠点のグリーン&スマート工場化の推進を表明し、再生可能エネルギー(電力)比率を2023年に50%以上、2030年までに100%達成へ挑戦することを明らかにしていた。

 タイでは、トラック・バス用タイヤを生産するチョンブリ工場でも2021年に太陽光発電パネルを設置し、約1MWpの太陽光発電による電力供給をスタートしている。今回の投資により、タイヤ生産拠点における再生可能エネルギーの導入をさらに強化するほか、同社では「プレミアム商品を創る重要なグローバル生産拠点としてのタイのタイヤ生産工場の位置づけを強固にする」と説明している。

 ノンケー工場は1995年に稼働開始し、敷地面積は2022年11月時点で66万平方メートル、生産品目は乗用車用およびライトトラック用タイヤ。


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