日本ミシュランタイヤとヤマト運輸は、1月10日から物流改革共同プロジェクトの本格運用を開始し、東日本の中央倉庫である伊勢崎倉庫(群馬県)から荷物の初出荷を行ったと同日発表した。両社はミシュランの国内における物流体制の再構築を目的として昨年9月にパートナー契約を締結していた。
今後は製造過程でタイヤに付帯するICタグを倉庫運営に活用し、タイヤ1本単位の年度管理に加え、生産国の識別などを容易にする方針。また、荷受けや出荷作業などの生産性の向上も目指す。さらに、将来的には両社のシステムを連携させ、注文したタイヤの配送状況を顧客が確認できる仕組みの導入も検討する。