ミシュランのエアレスタイヤ 小型バンでテスト開始

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カテゴリー: ニュース

 仏ミシュランは1月10日、物流企業の独DHLエクスプレスと提携し、パンク防止タイヤ「UPTIS」(アプティス)のプロトタイプのテストを実施すると発表した。パイロットプログラムは同日から開始しており、2023年末までにシンガポールで約50台の配送車両に「アプティス」が装着される予定。

 「アプティス」は“持続可能な未来へのモビリティへの貢献”をグループのビジョンに掲げるミシュランが2019年に発表したエアレスタイヤ。米ゼネラルモーターズと共同で開発し、2024年に乗用車用として市場投入する計画を公表していた。

 今回のプロトタイプは乗用車や小型バン向けに、専用リムのサプライヤー、米マキシオンとミシュランが共同開発したタイヤとなる。

 ミシュランでは「当社のエアレスイノベーションは、予定より1年早くラストマイル配送市場に踏み出すことができた」とした上で、「『アプティス』はDHLのフリートのパンクによるダウンタイムとタイヤの廃棄量を少なくし、メンテナンスの時間を削減する」と説明した。


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