コロナ禍からの経済回復を受けて、様々な業界で採用意欲が戻り人材獲得競争が激しくなっている。こうした中、国内タイヤメーカーはいかにして求める人材を確保していくのか。本紙では各社に新卒採用に関するアンケートを行った。
アンケート結果では、2023年春の新卒採用でブリヂストンとTOYO TIREは計画通りに進んだ一方、住友ゴム工業と横浜ゴムは計画に届かなかった。新卒採用の傾向についてTOYO TIREでは、「採用活動の早期化により学生が内定を受ける時期が早まっている。オンライン方式が浸透したことにより、採用活動における競合企業が特定の業種に限らず多様化している」と指摘する。