埼玉県タイヤ商工協同組合は3月20日、大宮市内で第54回通常総会を開催した。任期満了にともなう役員改選を行い、相原一広氏が理事長を再任した。
また新年度事業計画案、収支予算案などの議題について審議し、いずれも可決承認した。
通常総会後の懇親会の席で、相原理事長は「コロナ禍以来、3年ぶりに集まることができた。その間、組合活動は制限されたが、タイヤ空気充てん作業特別講習会は開催してきた。これは我々の社会的使命だと考える」と挨拶。その上で「再び値上げが予定されるなど専業店を巡る経営環境は厳しい。そのなか当組合の令和5年度は第55期にあたる。あやかってGO!GO!という意気込みで臨みたい」と、新年度に向けて抱負を述べた。
同組合では前年度に中止・順延となった全国タイヤ商工協同組合連合会「青年部協議会」を新年度事業計画に組み込んでいる。また新年度も引き続き空気充てん講習会を開催するほか、JATMA「タイヤの日」などの安全啓発活動に積極的に取り組んでいく計画だ。