安全自動車はこのほど、タイヤ整備時に使用するスタンディングホイールドーリー2機種を新発売した。
新製品はタイヤの脱着作業の際に立った姿勢のままで行うことが可能な、ホイールドーリーと呼ばれる整備機器。昇降ローラー式「AWD−450GHA」=写真上=は昇降機能が付いた分離回転ローラーを搭載した。この昇降機能ローラーに段差を設けることで、ダブルタイヤのシングル外しの作業を容易にしている。
一方、受け台回転式「AWD−450GHB」=写真下=は、分離回転ローラーの昇降機能はないが、回転解除ハンドルの操作で受け台は180度回転が可能。受け台の両端でダブルタイヤのシングル外しを可能にしている。
両新製品ともに、足踏みペダルやリヤシャフト置台や2輪ストッパー付きウレタン車輪、小物入れなどを標準装着。作業の効率化と軽労化を図っている。適応タイヤ径は600〜1100ミリで、2トン車から大型車用タイヤに対応する。