日本自動車工業会はこのほど、「2022年度普通トラック/小型・軽トラック市場動向調査」の結果をまとめた。
調査結果によると、普通トラックの自家用ではコロナ禍からの回復の兆しがみえるとする。しかし運輸業の半数は売上・業務量ともに新型コロナ前より減少し厳しい状況が続くと回答した。
普通トラックの新車販売台数は19年からは減少傾向となり、特に22年は5万7千台と過去10年間で最低台数となった。4トンクラス、10トンクラスは21年と比べて1万台前後減少した。普通トラックの保有台数は12年を底にゆるやかな増加傾向が続く。
一方、小型・軽トラック保有台数全体は1,207万台に増加。ただ小型トラック・軽ボンバンは減少傾向が続く。また2020年以降、小型・軽トラック・バン全体の販売台数は大きく減少している。