スマホ検索可能。利便性を向上
日本ミシュランタイヤは17日、今年度のミシュランガイドの活動概要と新サービスに関する記者会見を行った。
今回発表したのは「ミシュランガイド公式アプリ」。これはモビリティや旅行・観光業界への貢献とさらなる活性化を図り、ユーザーの利便性を支援するために開発されたデジタルツール。ミシュランガイドのデジタル化により、新しいレストランをタイムリーに公開することもできる。
須藤元社長=写真上と、フォトセッションの中央=は「ミシュランガイドの厳格なセレクションメソッドを変えることはない。信頼できる情報を今までより一層スピーディーに、ポータブルにお届けすることで、皆様の生活をより豊かなものにしていきたいと願っている」と、同アプリの開発に込めた思いを語った。
ミシュランガイド事業部ブランドライセンス事業部の本城征二執行役員=フォトセッション左=によると、公式アプリが日本でも登場したことで、全世界すべてのミシュランガイドセレクションがスマートフォンで検索可能になったという。
さらに本城執行役員は「現在、世界37ヵ国約1万6000軒以上のレストラン、世界120ヵ国約6000軒以上のホテルセレクションをご覧になれる。またユーザーの周辺検索や条件の絞り込み検索、お気に入りのレストランの登録、お好みのレストランのマイリストの作成が可能」とし、今後予約機能も充実させていく考え。
また新たな飲食店・レストランセレクションの先行デジタル公開もスタート。この3月より開始したことを明らかにした。これにより年に一度のミシュランガイド新刊の発表会を待つことなく、最新のセレクションがアップデートされる。