「ジャパンモビリティーショー」、10月26日から開幕

自工会が概要説明会を開く 産業の枠を超えた祭典に

ジャパンモビリティショー コンセプトロゴ
ジャパンモビリティショー コンセプトロゴ

 日本自動車工業会(自工会)は24日、「ジャパンモビリティショー2023」の企画概要説明会をオンラインで行った。

 主催者として、自工会の長田准モーターショー委員会委員長と田中正実次世代モビリティ領域長が登壇。旧東京モーターショーから代わる新生イベントを象徴する新たなコンセプトロゴ=画像上=を披露した。またモビリティの枠を超えたエンターテインメントの祭典として他産業やスタートアップ(新興)企業など新しい仲間と一緒に作るイベントを企画。具体的に、次の3つのシンボルコンテンツ=イメージ、画像下=を発表した。

ジャパンモビリティショー シンボルコンテンツ
ジャパンモビリティショー シンボルコンテンツ

 「Tokyo Future Tour」では「モビリティが変える未来の東京」をライフ、エマージェンシー、プレイ、フードとそれぞれのシーンごとに、未来のモビリティが子供から大人まで体感できる仕組みとなっている。

 「Startup Future Factory」では、総額1000万円超の賞金を用意。スタートアップ企業の支援をテーマに掲げて事業展望を競う「ピッチコンテスト&アワード」を開催する。また大手企業とのマッチングを探る機会も設ける考えだ。

 「Japan Future Session」ではカーボンニュートラルやモータースポーツなど、モビリティにまつわるテーマを取り上げ、グローバルなトークショーを連日開催していく。

 長田委員長は「従来のモーターショーが縮小していく流れの中、『モビリティを語るなら東京』という認識を積み重ねていくことで、いろいろな方や企業が参加していける土壌をつくっていきたい」と抱負を語った。

 同ショーは今年10月26日~11月5日に、東京ビッグサイトで開催される。現時点では経団連モビリティ委員会から56社の他産業を含め約220社が出展予定。今後スタートアップ企業の募集を始めるほか、海外メーカーにも参加を呼びかけ、2年に1回の国民的イベントして100万人の動員を目指す。


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