JATMA発表 タイヤ整備不良率は25%に
日本自動車タイヤ協会(JATMA)は「4月8日 タイヤの日」にちなみ4月6日~5月17日にかけ全国でタイヤ点検、ノベルティ配布等によるPR活動を実施。そのタイヤ点検結果を8日、発表した。
今回タイヤ点検を行ったのは5月11日名神高速道路吹田SA・上り線、5月12日東北自動車道蓮田SA・上り線、5月16日九州自動車道古賀SA・下り線の3カ所。
点検を行った車両は、乗用車系22台、貨物系6台の合計28台。タイヤ整備の車種別状況をみると、タイヤの整備不良車両は28台中7台となっており、タイヤの整備不良率は25%。クルマ4台に1台の割合でタイヤに何らかの整備不良があることを示す結果となった。
主なタイヤ整備不良の項目別内訳では、乗用車系・貨物系ともに「空気圧不足」が不良率1位(乗用車14%、貨物系17%)だった。乗用車ではほかに溝不足、偏摩耗なども見られた。
またこの期間中、全国6か所のSAやPAで、ノベルティ配布やのぼりなどで空気点検をはじめとする日常点検・整備の重要性を訴求し、励行を促すPR活動を行った。